エッセイリレー 第138回 神尾 亮一くん


こんにちは。もと303の神尾です。神森徹也を想像した方もいるかと思いますが、違います。ルパンの方です。もう高校を無難に卒業して干支が一回りしましたね。結局、自分は公務員になりました。しかも(特別)国家公務員。陸上自衛隊です。階級は3等陸曹、練馬駐屯地、第一偵察隊所属のオートバイ斥候陸曹です。今回はそんな話をしちゃいます。



「私と日本」

まず、"イラクには行ったのか??"という疑問を抱いた方。Noです。
そして、"得意技は何か??"という疑問を抱いた方。隠密活動です。
更に"訓練なんかは厳しいのか??"という疑問を抱いた方。門限付のプチマッチョになりました。

信じがたいことも多々ありますが、元気で仕事しているし、大事な部下も少ないながらもいます。国防なんて言ったら大袈裟だけど、大事な仕事とも思えるようになってきました。入隊動機は長くなるからここでは話さないけれど、高校くらいから入れ込んでいるオートバイの技能もかなり活用していて、バイクの操縦訓練ではヒヨッコ共をビシバシしごく鬼軍曹です。最近では大学時代に海外に行った経験(実はイギリス、ロシア、イタリア、フランス、ベルギー、オランダなんかに行ってるんだよ。)も認められ、通訳要員としても運用され始めています。

といった感じで、割と好調な軍隊生活を送っているわけですが、30歳を機に新たなテーマを掲げてみました。 国家と軍 Military For Nations 米兵と話した経験から、軍部に所属する自分でさえ国家に対する帰属意識は薄いと感じました。もちろん悲しい事件や社会情勢なんかを見聞きすれば、憂える気持ちはあるし、ニートは全員自衛隊に入れてしまえばいい!なんて口走ったりもします。でも、根本的に違いを感じてしまいます。おそらく、この先10年間考えて意識し続けても、彼らのような帰属意識のようなものを自分が持つようにはならないでしょう。そんな気がします。ただ、この仕事はこの組織でしかできないし、このテーマに自分の結論を見出す行動は日本の平和に少しは繋がることになると今は信じています。

とりとめなく書いてしまいました。海外にいる同窓生も、国内にいる同窓生も、もちろん末広先生も、お暇があったらちょこっとだけ考えてみてください。愛国心といったら平たい表現ですが、家族や身近な人のことを考えたり、心配する気持ちとあまり変わらないことかもしれませんよ。少なくとも自分には同じことです。なぜなら国土を守る自衛官ですから。。。

次は我らがマネージャー、西尾君です。昔から自分勝手でダメな僕らの面倒を本当によく見てくれます。でも、いち早く幸せになりやがって、と思う気持ちも捨てられません。きっと平凡な話が聞けることでしょう。よろしくね。  







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